こんにちは。
企業戦士からフリーライターにジョブチェンジしたNao(@nao8110_writer)です。
初心者ライターのみなさん
ライティングのお仕事をどのような方法で獲得していますか?
私は副業としてスタートした時から、クラウドソーシング経由でお仕事を続けてきました。そして会社を辞めてフリーランスになり、約1か月が経過した時点でついに決意。
よ~し!
そろそろクライアント様との直接契約にチャレンジするよ。
……ところでどうやって直接契約したらいいのでしょうか?
メディアに応募しようかな…
求人サイトからアプローチしようかな…
などなど調査をした結果「Wantedly」というビジネスSNSを利用することにしました。
ありがたいことに、短期間で自分のスキルを活かせるクライアント様と出会うことができました!
ではさっそくWantedlyの活用の仕方をご紹介します。
もくじ
Wantedlyを活用しようと思ったきっかけ
フリーライターは信頼関係が大切
私はクラウドソーシングのお仕事でも、素晴らしいクライアントに恵まれて楽しく仕事をさせてもらっています。
しかし中には突然連絡が途絶えてしまうクライアント、文字単価UPをチラつかせながらも実現してくれないクライアント、など仕事をしていく上で信頼関係を築けなかったクライアントも少なくありません。
せっかく一緒に仕事をしているのに、信頼関係が崩れてしまったり、買い叩かれると悲しいよね…。
業務委託という関係性だからこそ「信頼」は何より大切です。
クライアントをもっと知りたい!
クラウドソーシングの案件は、相手の顔が見えないことも多いのではないでしょうか?そこがクラウドソーシングのメリットでもあります。
しかし
「お互いの顔が見えないから簡単に裏切られる…」
これもまた事実。
クライアントのことをもっと知ってから、お仕事をしてみたい。
そこで選んだサービスが「Wantedly」です。
Wantedlyとは「ビジネスSNS」
さっそくwantedlyに登録してみました。Facebookアカウントでも登録ができるので、Facebookをやっている人なら登録自体は一瞬です。(メールアドレスでの登録も可能です)
さてさて、どんな企業や案件があるのかな?と思って中を見てビックリ!
今まで見てきた転職サイト、求人サイトとは全然違う!
文字単価、文字数などの条件提示がない?!
フリーライターなら気になるのは案件の「文字単価」や「文字数」などの報酬条件ではないでしょうか?
なんとWantedlyには、報酬条件の記載は一切ありません。
マジかよ?!
どういうこと?!
Wantedly側で「給料や福利厚生などの条件を書くことを禁止」しています。その理由はWantedlyが「会社の想いやビジョン、働いている人たちをきっかけに、自分の働きたい企業を探すサービス」だからです。
企業の「ビジョン」が見える
ぶっちゃけ文字単価とか、条件面が見えないと不安だし…。
当然私も最初はこのように考えました。
Wantedlyの募集ページに書かれていることは次の4つです。
- なにをやっているのか
- なぜやるのか
- どうやっているのか
- こんなことやります
具体的なお仕事の内容は「こんなことやります」という一番最後の項目。
上3つはその企業がどんな「ビジョン」を持っているのか、この企業で働いているのは「どんな人」なのか、が(かなり)アツく語られています。
条件面が明記されていないので不安に思っていた私ですが、よく考えると企業のビジョンや働いている人たちの情報をここまでオープンにしている会社なら、条件面でも誠実な対応をしてくれるのではないでしょうか?
そう考えて報酬条件がわからないまま、Wantedlyでの直接契約に乗り出したよ。
エージェントはいない、企業と直接コミュニケーション
Wantedlyが一般的な転職サイトや求人サイトと違うもう1つのポイントは「エージェント」がいないということです。
エージェントというのは、求職者の希望に合わせて求人を紹介し、企業と求職者の間に入って交渉をしたり、面接の日程調整をしたりする人だよ。
気になる企業、気になる案件を見つけたら自分で応募する、この辺りはクラウドソーシングでの応募と似ていますね。
応募から契約までの流れ
まずは企業に自分の意思を伝える
企業のビジョンや仕事内容を熟読し「これやってみたい!」と思ったらまずは「話を聞きに行きたい」というボタンをクリック。
え?
いきなり「話を聞きに行きたい」とかハードル高いぃぃぃ!
と、思ってましたがこれはあくまで気軽な相談です。
「話を聞きに行きたいボタン」を押すと、このような画面に切り替わります。自分のテンションを企業側にも伝えられるので安心ですね。(最初はビビっていたので「少しだけ興味があります」を押してみました(笑))
コミュニケーションは「チャット」
エントリー後は、企業側から返信待ち…。
ちなみに私は5社にエントリーして、1社からは10分以内、1社からはその日のうち、もう1社からは翌日に返信が来ました。(残り2社からは返信をもらえませんでした…)
「話を聞きに行きたいボタン」を押してエントリーする前に自分のプロフィールを充実させておくことが必須!
プロフィールの書き方やコツが気になる人は、こちらの記事もどうぞ↓↓↓
クラウドソーシング初心者が受注率を上げるプロフィールのコツ企業とのコミュニケーションはすべてWantedly内のチャットツールで行います。
チャットだからレスポンスも早くて、こちらも知りたいことを気軽に聞ける雰囲気なので安心してね。
Wantedlyのアプリ「Wantedly VIST」をスマホに入れていると、PCを使わずに企業とコミュニケーションが取れ、スピーディーに話が進むよ。
外部ツールでの音声ミーティング
私が契約した3社は、ある程度仕事内容の擦り合わせをチャットツールで行い、その後はSkypeやchatworkなどの外部ツールでのミーティングに移行しました。
3社のうち2社は契約前に音声ミーティングを実施。
両社さんともチャットや文字のやり取りでは伝えきれない情報を、しっかり説明してくれ安心できました。(面接という感じはほとんどなく、お互いwin-winの関係で仕事をするための擦り合わせでした)
そしてようやくここから「文字単価交渉」が始まります。
条件交渉は自分でやる
クラウドソーシングと直接契約の大きな違いはここにあるのではないでしょうか?
- 文字単価、稼働時間、継続期間などの条件交渉
- 業務基本契約の取り交わし
文字単価交渉ってどうするの?
あまり高値を言って引かれたら嫌だな。
これは初心者ライターさんあるあるではないでしょうか?
特に「希望文字単価は?」といきなり聞かれた場合は困りますね(笑)
初めての文字単価交渉…。
これは私の方法なのですが、まずは現在取り組んでいる仕事の文字単価を開示、その上で自分の知識を活かせる仕事をしたいので…と希望単価を伝えました。
現在、ジョブ系メディアで0.8円、脱毛系メディアで1.2円でライティングしています。
御社のお仕事であれば、より自分の専門知識を活かせると思いますので、文字単価1.5円以上からスタートさせていただきたいです!(熱弁)
こんな感じで伝えた結果、3社さんとも「1.5円~2円」の文字単価で契約いただけました。
契約手続きも自分でやる
フリーライターにとって非常に大切なもの、それは「業務委託契約書」。
クラウドソーシングでのお仕事の場合、各クライアントとの契約は基本的に発生しません。しかし直接契約=自分と企業が契約を結ぶことなので、当然契約書の締結が必須です。
クライアントから提示される業務委託契約書は必ず隅々まで目を通し、不明な点は絶対に問い合わせてください!
業務委託契約書は
・業務の内容や範囲
・報酬支払のルール
・禁止事項
・解約に関するルール
・損害賠償時の対応
など、重要項目がたくさん!
絶対に熟読して、少しでも不明なことがあればクライアントさんに確認しよう!
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フリーランス必見|契約書のチェックも「ココナラ」で依頼できるこんなクライアントとお仕事スタートしています
私は、Wantedlyで直接契約にチャレンジする際に
- 自分のスキル、専門知識を活かせる仕事
- 自分の特性(居住地、生活スタイルなど)を活かせる仕事
この2つに絞って応募をしました。ここも重要なポイントではないかな、と思います。
自分のスキルを活かせる美容系メディア
私は美容業界に10年以上いたので、美容系のメディアさん2社と契約できました。
そのうち1社は化粧品の処方(中身)についての専門知識のある人を求めていたので、私の企業戦士時代に積み上げたものも活かせると思っています。
自分の強みを活かせる=より良い条件で受注できる
地方在住を活かせる地元密着型メディア
もう1社は地域密着型のお出かけスポット紹介サイトです。
まだお仕事はスタートしていませんが、実際に現地への取材などもあるので、地方在住の強みも活かせます。取材型ライティングへの挑戦もできるので楽しみです。(その前に取材の仕方を勉強しなければ…)
【まとめ】Wantedlyは、企業の顔が見えるので直接契約しやすい!
私は「クライアントと直接契約をしたい」と思っている初心者ライターさんに「Wantedly」はおすすめなサービスだと思います。
直接契約は報酬や万が一の事態への対応なども、すべて自分で行うことになります。契約前に企業の顔がしっかり見えること、それは何よりも重要だと感じました。
今回はここまでだよ。読んでくれてありがとう♪